フクジュソウ (キンポウゲ科)
菅平高原のフクジュソウ 【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】
【別名】

【花の色】
【その他】

 
4月上旬〜5月上旬
15〜20cm位
山地のやや明るい林内、土手など
福寿草
ガンジツソウ(元日草)

鮮やかな黄金色
旧暦の新春に開花することから、めでたい「福」と「寿」の字をあてた。
フクジョソウは、強心、利尿の薬効がありますが、劇薬で民間での使用は絶対に使用してはいけません。中毒症状:嘔吐、激しい痙攣(けいれん)、呼吸麻痺(まひ)など。
フクジュソウは蜜を出しません。その代わり太陽の光を集めて虫たちに温まる場を提供し、虫を集め受粉します。
◆左の写真クリックすると大きくなります。◆


鮮やかに目立つ黄色が光を集め、蜜も無いの暖かさに引かれて虫が集まる。
群生します
花が終わるころ葉が伸びてきます。
種です。


花には、心臓を止めてしまう激しい有毒成分シマリンが含まれているのです。いたずら心を出して、食用菊のように食べることはもってのほかです。花の後から伸び出してくる新葉は、ニンジンの葉に似た軟らかさ、大きさを持っていますが、これも同じ作用を引き起こすので決して採取してはいけません。
園芸採取や、土地造成、管理放棄などの要因によって減少し、環境庁のレッドデータブックでは、絶滅危惧2類にランクされています。

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