コブシ (モクレン科)
菅平高原のコブシ
【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】

【花の色】
【その他】

 

4月下旬〜5月中旬
10m以上の高木
山地


白色で比較的大きな花。
果実の形が、幼児の挙(こぶし)に似ている事から名が付きました。
香水のようなにおいがします。
山の木では、一番先に咲く花です。
ジョバンニの前の通り沿いに何本も自生しています。此花が咲くと春が来ます。
◆左の写真クリックすると大きくなります。◆


白一面に咲いているのがコブシ。わずかに覗くピンクは山桜です。
比較的大きな花が沢山付きます。
こぶしの蕾は産毛のはえた固いからに包まれいます。 散る寸前。
壇ノ浦で敗れ、山奥に逃れた平家の落人たちが、早春のある朝、目を覚ますと、なんとまわりの山々に無数の源氏(追手)の白旗がはためいていたのです。これを見て落人たちは、もはやこれまでと自刃して果てました。しかし、源氏の白旗に見えたのは、実はコブシの花だったというのです。(熊本県に伝わる物語)
コブシの種。これが拳に似ている。

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