ミゾソバ (タデ科)
菅平高原のミゾソバ 【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】
【別名】




【花の色】



【その他】

 
8月〜10月
30〜60cm位
小川や沼沢地
溝蕎麦
ウシノヒタイ(牛の額)葉柄の両脇にある突起を「つの」に見立て、先端部を下にした葉がウシの顔に似ていることから。
花の形が金平糖(こんぺいとう)に似ていることからコンペイトウグサとも言う。
中心部は色が薄く、花弁の先端は淡い紅色。花の色や濃さには様々な物があり、ほとんど白色に見える物から全体が淡紅色の物まである。総じて蕾のほうがピンク色が目立つ。
見える部分は萼であり、花弁はない。(タデ科植物の特徴の1つ)
根元から枝分かれし、節から根を出して群落を作る。溝に成育し、葉がソバに似ているからこの名が付いた。
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葉がそばに似ている。菅平高原の水辺や湿地でよく見かける。
花が小さいので見過ごしがちだが、よく見るととってもきれいな花だ。
乾燥した茎葉を煎じて服用するとリューマチなどに効き目があるといわれています。
生の茎は止血、鎮痛作用があるとされていて、血止めや擦り傷のは、茎をよくもんで患部につけます。
食用には、新芽や柔らかい葉を、塩を入れた熱湯で茹でて、水に浸してアクを抜き、お浸し・ごまあえ・佃煮・油いためにして食べます。

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