ノリウツギ (ユキノシタ科)
菅平高原のノリウツギ
【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】
【別名】

【花の色】


【その他】

 

7月〜9月
3〜5m位、落葉低木
山すその日当たりが良く少し湿った場所
糊空木
ノリノキ、サビタ(北海道・東北)

枝先に円錐状の花序を出し、小さい5弁の両性花多数と4弁の大きい萼片が目立つ純白の装飾花をつける。
幹の樹皮の内皮に含まれる粘液を和紙を作るときの糊(のり)として用いたことから、このの名がついた。その糊をサビタ糊(北海道糊)と称し、戦前にはよく用いられたそうです。
花は美しいので花材に用いられ、材や根は細工用(パイプ等)に用いらる様です。
◆左の写真クリックすると大きくなります。◆


純白花が目に鮮やか
アジサイの仲間だから花も似ている
民間薬として樹皮の内皮の粘液を疥癬(かいせん)などの治療に外用として用いたそうです。
また、樹皮の内皮の粘液は女性の洗髪料に使用した様です。
中国では、根を天日で乾燥して抗マラリア薬として用いたといわれています。

前ページに戻る