オトギリソウ (オトギリソウ科)
菅平高原のオトギリソウ
【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】
【別名】

【花の色】

【その他】

 

7月〜8月
30〜60cm位
日当たりのよい野原・丘陵・山林端
弟切草
ヤクシソウ、アオクスリ

分枝の先に黄色の円錐花序をつけ、日没時にはしぼんでしまいます。
葉は対生し,透かしてみると黒点がある。
イギリスでは薬草として用いられるセイヨウオトギリ(H. perforatum)が聖ヨハネの日の頃に黄色い花をつけることから,これを St. John's-wort (聖ヨハネの草)と呼んでいるそうです。
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先端にたくさんの花をつけます。
花は日没にしぼんでしまいます。
花弁と「ガク片」にも黒点や黒線がはいる。
昔、薬草を用いて鷹の傷を治すことで有名な晴頼(せいらい)という鷹匠がいました。薬草の名は秘密にして決して口外しませんでしが、ある日人のよい弟が、その薬草の名を他人に漏らしてしまいました。怒った晴頼(せいらい)は、弟を切ってしまいました。その恋人も後を追ったという伝説があります。
そのときに庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、その跡が葉に残っていてオトギリソウの名がついたとされています。
確かに葉には黒く点々と血の跡が‥‥。

創傷・打撲傷には、新鮮な葉から汁をしぼり傷に塗布します。
浴剤としてもリューマチ、神経痛、痛風などの鎮痛に効き目があるとされます。

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