ツリガネニンジン (キキョウ科)
菅平高原のツリガネニンジン 【花期】
【草丈】
【場所】
【別名】


【花の色】

【その他】

 
8月中旬〜9月
40〜100cm位
木陰や草原
トトキ

色は青紫、形は鐘形で下向きに咲きます。
尖った実をつけます。
釣鐘形の花と、根がチョウセンニンジンに似ていることから、この名が付いた。
春に若苗を摘んで、ゆでて水にさらし、あえもの・汁のみ・お浸し・油いため・オムレツに入れてもいいようです。
根は、刻んで、茹でて水にさらして、きんぴら・あえもの・油いため等。
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釣鐘状の花が何段にも咲きます。

「山でうまいはオケラにトトキ、嫁に喰わすもおしゅうござんす。」とうたわれ、昔は大変なご馳走だったようです。山の取って置きのご馳走と言う意味の「トッテオキ」から「トトキ」となった、と言う説と 、若芽を摘むと、折れたところから白い液が出ます。この液が「乳」に似ていて、「乳」→「チチ」→「父」になり、「父」は方言で「トト」と言い、「キ」は花が咲く頃に茎が木のように堅くなるので「トトキ」になった、と言う説があるようです。
根を日干しにしたものをせんじて飲むと、去痰(きょたん)作用があり、鎮咳(ちんがい)去痰(きょたん)の目的で慢性のせき止め、たんきり、のどの痛みを止めるのに効き目があるそうです。

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