トチバニンジン (ウコギ科)
菅平高原のトチバニンジン
         撮影 2004年5月25日
【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】
【別名】

【花の色】
【その他】

 
6月末〜7月
30〜80cm位
林の中の少し湿り気のあるところ。
栃葉人参
チクセツニンジン(竹節人参)。

白。にらのような感じの花。
葉がトチノキの葉に似ていることからつけられた。
トチバニンジンは、朝鮮人参と同じ仲間ですが、朝鮮人参は根が毎年太くなりますが、こちらは太くならず、毎年横に一節ふえていきます。これが「竹節」の名の由来です。地上部は朝鮮人人にそっくりです。秋に赤い実をつけます。
◆左の写真クリックすると大きくなります。◆


トチバニンジンの新芽。
               撮影 2005年5月19日
葉を広げ、小さなさんつぼみが見えています。
             撮影2005年5月30日
つぼみが膨れ開花間近。
             撮影 2004年6月19日
20株以上群生しています。
          撮影 2002年9月25日
秋には赤い実がつきます。
             撮影 2002年9月25日
根。1節1cm位。十数年ものです。
             撮影 2006年10月21日


トチバニンジンは、昔日本に帰化したもので、中国の何欽吉(かきんきつ・1642〜1658)という人が薩摩領内で薬草採集しているときに発見しとされています。

薬効は、健胃(けんい)、去痰(きょたん)作用、解熱作用があるために、胃のつかえ、消化不良、食欲不振、 気管支炎などに利くそうです。
また酒につけた「トチバニンジン酒」も、鎮咳(ちんがい)、去痰(きょたん)、健胃整腸(けんいせいちょう)に効き目があるようです。

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