ウワミズザクラ (バラ科)
菅平高原のウワミズザクラ 【花期】
【草丈】
【場所】
【和名】

【花の色】


【その他】
 
5月
10〜20m
日当たりの良い水気の多い林や、道路沿い。
上溝桜

小さな白い花が、穂先に沢山付く。
ウワミズ桜の花は、いわゆる桜の花とは趣を異にする。ブラシの様な花です。
木の表面に溝が多くあることから、うわみぞ(上溝)が転じてウワミズザクラと呼ばれた。
蕾(つぼみ)や種子は果実酒にすると不老長寿に効く薬酒になると伝えられていて、西遊記の三蔵法師は、ウワミズザクラの種子を捜し求めて旅に出たという。


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蕾です。つぼみは塩漬けにして食べます。
アンニンゴ(杏仁子)といって酒のつまみにいいようです。
沢山の花をつけます。
イヌザクラとの違いは花序の基部に葉があること
一つの穂先のような部分に沢山の花があっ舞っています。
乾燥したウワミズザクラの花穂をせんじて飲むと咳きに効くのことです。

夏終わりから秋に赤黒い実をつけます。
果実は、2〜300グラムを採取して、数日陰干ししてからホワイトリカーに漬け、冷暗所に3〜6ヶ月おくと香りの良いウワミズザクラ酒(杏仁子酒)ができる。


めしべの色や感じが「ミヤマホツツジ」に似ていませんか

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